玩具堂とゆいかおり

 ゆいかおりのライブBDを観ているがどう考えても小倉唯よりも石原夏織のほうが可愛かったはずなのにどういうわけか石原夏織よりも小倉唯のほうが可愛いのではないかと思い始めてしまい悶々としている。おかしいな、そんなこと、あるわけないのに。

 

 『子ひつじは迷わない』6巻からはや2年。その間に『子ひつじ』の短編と掌編がwebで発表されたりデビュー前に書かれた作品がなろうに投稿されたりといろいろあったが、満を持しての堂々たる復活である。いやめでたい。

 タイトルとあらすじが発表された時点では嫌な予感しかしなかったが、実際に読んでみると人工生命体をテーマにしたSFと言って良く、オンラインRPGの中で生まれたAIを現実の人間の身体に漂着させるというアイデアは大変おもしろかった。

 ガチのSFとして読むと目をつむらなければならない部分が多すぎるものの、そこは作者自身があえて目をつむっているところだろうから、我々読者は見て見ぬふりをすべきだろう。

 アイデアと世界設定の構築に重きを置くあまりキャラクター描写が若干おざなりになっているきらいもなくはないが、『子ひつじ』も一筋縄ではいかない少年少女の内面描写が増えてから加速度的におもしろくなったので、次巻以降は玩具堂の本領が存分に発揮されることだろう。大丈夫、すでに種は蒔かれている。

  ていうかあらすじで普通に続刊が予告されててびっくりですよ。1巻が売れたら2巻が出るとかいう話になってるもんだと思ってましたよ。そして絶対に1巻は売れないので我々玩具堂ファンはまた悶々とした日々を過ごすしかないのだと思ってましたよ。ちゅんません、KADOKAWA舐めてました。