海羽超史郎と久野美咲

 茅野愛衣目当てでニコ生見たら久野美咲も出ててラッキー。買い物カゴ持ってるとこクソ可愛かったけどこの娘、相変わらず俯いたり共演者のほう見てばっかりで全然カメラ見ませんね。いつまでもこのままでいてほしい。あと茅野愛衣瀬戸麻沙美はいつも一緒なのでそろそろキスのひとつくらいしてくれてもいいのではないかと思う。いいよ、瀬戸ちゃんなら許す。ちなみに茅野愛衣久野美咲瀬戸麻沙美がこのアニメに出ていた記憶はない。

 

 海羽超史郎の新作は『シュタゲ』のノベライズ以来……だと思っていたのに去年の秋に富士見ファンタジア文庫から『プログレス・イヴ』とかいうのが出てた。なにそれ知らないよ? 調べたら原作はカードゲームって書いてあるのにタイトルでググっても肝心の原作が一切ヒットしない謎。いったいどんなゲームなんだ……。Kindle版あるのであとで読むけど1巻打ち切りなんですかね、これ。

 オリジナル新作としては『ラスト・ビジョン』以来13年ぶりで『ラスト・ビジョン』はひたすら読みにくかった記憶があったけど去年か一昨年くらいに読み返したときはそんなに読みにくいってほどでもなく『シュタゲ』のノベライズのおかげで身体が海羽超史郎文体に慣れたのかと思いきやそれは単なる思い違いで今回もやっぱり読みにくかった。でも文体どうこうより構成の問題ですね、これは。

 なぜか競馬っぽく描写される演算バトルを最後まで視覚的に捉えることができず、グレッグ・イーガン『ルミナス』好きとしては超悔しい。物語としては最初に与えられた謎を寄り道せず一直線に追い続けるので、シンプルでわかりやすいんだけど風呂敷の広げ方が足りない気がしないでもない。それが最終解だとは思わなかった。その先があるつもりで読んでた。

 世界の情報は有限ではあるがそこに未来の情報も含めれば無限となり、海羽超史郎自身と海羽超史郎作品がその情報の一部である以上、理論的には海羽超史郎の作品を無限に読むことができる。現時点では海羽超史郎自身が有限の存在であるという部分がネックになっているので、とっとと海羽超史郎をソフトウェア化して少しでも無限に近づける努力をしたほうがいい。