宮内悠介と竹達彩奈

 なつこん記念アンソロジーの『夏色の想像力』を読んでいる。

 とりあえずは5編目の宮内悠介「弥生の鯨」まで読み終えたがこれがまた滅法おもしろい。海女と鯨がメタンハイグレートを採掘するバカSFで、主人公は女装癖がある上にさらりとケツにバイブ突っ込まれたりする変態なんだが、なんだろうこの満足感。読み終えてから「あれ、そういやこれさっき読み始めたばかりだよな? 12ページしかなかったよな?」と不思議に思う、さすが宮内悠介としか言いようのない圧巻の掌編でした。

 他は円城塔「つじつま」、倉田タカシ「あなたは月面に倒れている」、北原尚彦「伝授」、山田正紀「お悔やみなされますな晴姫様、と竹拓衆は言った」の4編。円城塔のは円城塔なのにわかりやすい奇想短編で良かった。倉田タカシのは異星人と対話する戯言SFとして、山田正紀のは秀吉の中国大返しを題材とした時間SFとしてそれなりに。北原尚彦のはどうでもいいです。

 竹達彩奈3枚目のグラビアBDが届いたがそういや俺2枚目のオーストラリア編買ってねえな。あんまりエロくなさそうだったからスルーしたの忘れてた。

 それはそれとして今回はイタリア編。だいたいずっと食ってた。パティシエの服超似合ってた。あいかわらずおっぱいデカかった。水着はなかったけどベッドに寝そべってるシーンはわりとエロかったので良しとしよう。

 しかしこれ収録時間71分しかないんだけど、4日間イタリアに滞在してるのにそりゃねえよな。竹達さんが気ままに歩きまわってるところを3時間くらいずっと長回ししてるだけで俺は喜ぶのに、スタッフなにやってんの?