玩具堂とゆいかおり

 ゆいかおりのライブBDを観ているがどう考えても小倉唯よりも石原夏織のほうが可愛かったはずなのにどういうわけか石原夏織よりも小倉唯のほうが可愛いのではないかと思い始めてしまい悶々としている。おかしいな、そんなこと、あるわけないのに。

 

 『子ひつじは迷わない』6巻からはや2年。その間に『子ひつじ』の短編と掌編がwebで発表されたりデビュー前に書かれた作品がなろうに投稿されたりといろいろあったが、満を持しての堂々たる復活である。いやめでたい。

 タイトルとあらすじが発表された時点では嫌な予感しかしなかったが、実際に読んでみると人工生命体をテーマにしたSFと言って良く、オンラインRPGの中で生まれたAIを現実の人間の身体に漂着させるというアイデアは大変おもしろかった。

 ガチのSFとして読むと目をつむらなければならない部分が多すぎるものの、そこは作者自身があえて目をつむっているところだろうから、我々読者は見て見ぬふりをすべきだろう。

 アイデアと世界設定の構築に重きを置くあまりキャラクター描写が若干おざなりになっているきらいもなくはないが、『子ひつじ』も一筋縄ではいかない少年少女の内面描写が増えてから加速度的におもしろくなったので、次巻以降は玩具堂の本領が存分に発揮されることだろう。大丈夫、すでに種は蒔かれている。

  ていうかあらすじで普通に続刊が予告されててびっくりですよ。1巻が売れたら2巻が出るとかいう話になってるもんだと思ってましたよ。そして絶対に1巻は売れないので我々玩具堂ファンはまた悶々とした日々を過ごすしかないのだと思ってましたよ。ちゅんません、KADOKAWA舐めてました。

ル・グィンと早見沙織

 『四月は君の嘘』のニコ生を観たら早見沙織がえらく綺麗になっていたけどふと思い返してみればここ最近早見沙織を見るたび綺麗になったと感心してるような気がするのでたぶん実際に綺麗になっているのだろう。ていうかアイメイクと髪型だな、こりゃ。さっきまだあまり綺麗になっていない(けど可愛い)3年前の映像観て確認したので間違いない。

 しかし『四月は君の嘘』をアニメに出来るんだったら『天にひびき』もどうにかなりませんかね。あとどさくさに紛れて『きんいろカルテット!』もよろしく。

 

 『SFマガジン700【海外篇】』をようやく読み終える。意外にもアーシュラ・K・ル・グィン『孤独』が大変良かった。実にル・グィンらしい、異星文化を丁寧に描いた作品ですが、ハイン生まれ異星育ちの少女が板挟みになりながらも自分の意志で自分だけの人生を選択し力強く生きていくさまがすばらしい。ゆえに孤独。

 アンソロジーのトリを務めるテッド・チャン『息吹』は何度読んでも感動的ですが、そのひとつ前、パオロ・バチガルピ『小さき供物』のディストピア感も大好きです。バチガルピはほんとこんなんばっかだな。

あおい・さおりの新番組(`・ω・´)DJCD Vol.1(豪華盤)(DVD付)

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ティプトリーと丹下桜

 わりと真面目に丹下桜目当てで『彼女がフラグをおられたら』のイベント見に行ったのに丹下桜の歌なしとかなにそれ丹下桜ファンに死ねと? 憤死しろと?

 いや丹下さんの歌が聴きたかったら丹下さんのソロライブ見に行けよって話ではあるんですが、ソロライブ見に行くほど丹下さんの歌が聴きたいかと言われればそうでもなく、誰かのついでくらいでちょうどいいというか、まあそんな感じなんで。

 だってさー、どうせソロライブ行っても俺が聴きたい『今はまだ遠いラブソング』とか『それがあなたのいいところ』は歌ってくれないんだろ? 『少女時代も』ないだろ? じゃあ行かねえよ。

 ていうかそろそろ『ときめきメモリアル SUPER LIVE』復活させてくれませんかね。ダメですか。ダメなら丹下桜桑島法子菊池志穂田村ゆかり野田順子だけでもいんですけど。それもダメですか。じゃあもうこの際『虹色の青春』メンバーだけのLIVEで我慢するからさっさと開催してください。

 

 『SFマガジン700【海外篇】』を消化中。

 内幸町までの行き帰りでラリィ・ニーヴン『ホール・マン』、ブルース・スターリング『江戸の花』、ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア『いっしょに生きよう』の3編を読み終えたが、ティプトリー以外は微妙、というか最後までおもしろさがわからず。スターリングのは意欲作ではあることは認めるが果たして意欲以外の価値はあるのか。ニーヴンは昔から合わないので仕方ないです諦めます。

 で、ティプトリー

 あまりにも女性らしくなってしまった後期ティプトリー作品は苦手だけど、今回の短編はまだ読めた。冒頭の文体からは初期ティプトリー作品特有の硬質な肌触りが感じられ、一瞬傑作の予感を覚えたものですが、最終的にはやっぱ後期ティプトリーだなあ、という展開に。

 なんだろうね。道具立ては悪くなく、どこをどう切り取っても硬派なファースト・コンタクトSF以外の何者でもないのだけど、なにが違うのか。なぜこうも甘く感じられるのか。そもそもティプトリーを一気読みしたのが10年も前なので記憶を美化してるだけという可能性もあるのだが、ティプトリーってこんなもんじゃねえだろう、という思いが消えない。同じアイデアを使っても、冒頭の文体で最後まで突き通して傑作に仕立てあげるのが俺のイメージするティプトリー。そうだ、異質さが不足している。

Musees de Sakura

Musees de Sakura

 

マーティンと阿澄佳奈

 アニメTV、いつもは10分足らずで再生を終えてしまうのに今回は阿澄佳奈が出てたのでわりとがっつり観た。『ペルソナ3』の舞台は阿澄さん31歳のビジュアルがバッチリ嵌まってて違和感がまったくないのがすごいよな。あと肩丸出しのアスミスエロい。というかアスミスは顔がエロいし言ってしまえば存在そのものがエロいので卑怯です。なんなんだろうな、あの物体。2回再生したわ。

 

 仕事が忙しすぎて忘れかけてたがそういや俺今なんか本読んでたよな……と机の上見回してみたら『SFマガジン700【海外編】』が置いてあってこれ読んでる途中だったの思い出した。

 読み終えたのは3編。

 アーサー・C・クラーク「遭難者」は太陽生まれの生命体が故郷を追われ虚空を漂流し地球に辿り着きまったく違う環境の中で死にゆくまでの物語。人類はレーダーで未知のなにかを発見するものの、最後まで視認することも異星生命体として認識することもできないという寸止め感がなんともクラークらしい。この余韻よ。

 ロバート・シェクリイ「危険の報酬」は殺人を合法的にショービジネスに仕立て上げる未来のテレビ番組と、それを視聴する一般大衆を皮肉たっぷりに描き出した好編。シェクリイはたぶんごくごく近い未来に向けて警鐘を鳴らしたと思うのだけど、56年後の現代でもその鐘は延々と鳴り続けているのでやっぱりテレビってクソだわ。

 ジョージ・R・R・マーティン「夜明けとともに霧は沈み」は舞台設定の素晴らしさもありますが、なんといっても語り口が良い。そういや俺にとってマーティンって語り口の作家だった、ということを今さっき思い出した(なぜこうも忘れるのか)。存在しないかもしれないものをはっきり存在しないと証明することにより、ひょっとしたら存在するかもしれないという浪漫が消失してしまう悲しみ。これも余韻を残す作品ですが、最後の一文は三点リーダがないほうが好みです。

オキシタケヒコと佐倉綾音

 『夏色の想像力』、後半の10編を読み終えてようやく読了。

 前半の12編と比較するとやけに気合の入った作品が多かったように思いますが、とりわけオキシタケヒコ「イージー・エスケープ」は恒星間移民船にワープゲートに人格書き換えに新人類と旧人類の対立にと、30年くらい前の正統派宇宙SF的ガジェットがいっぱいで非常に僕好み。いいよな、これ。ハヤカワ文庫SF『70年代SF傑作選(上)』とかに収録されてても全然おかしくなさそう(そんなもんないけど)。あと量子コンピュータ時代の夜明けを描いた藤井大洋「常夏の夜」もいっそ脳天気と言っていい結末に、ベタベタだけど痛快な最後の一文にSF作家的な矜持を感じるのでこれもまた僕好みでした。

 飛浩隆「星窓 remixed version」、瀬名秀明「キャラメル」はともに貫禄の出来栄え。前者は星々と姉への憧れをいっしょくたにして描いた姉萌えSFってことでいいんですかね? え、違う? 後者は人型ロボットと鳥型ロボットの心の交流というか、両者の心の芽生えを描いたケンイチくんシリーズの1編。瀬名秀明は『八月の博物館』以降こーゆー仕掛けを好んで用いていて、読むたびに戸惑いをおぼえる。正直さっぱりわからんこともあるのだが、作者がやりたいことをやってるってことはわかるのでまあそれでいいんじゃないかと。読者がすべてを理解する必要なんてない。

 なんとなく『四月は君の嘘』のPV見てたら佐倉綾音の映像が見たくなったけどまだ佐倉綾音の単独BDは出ていないので仕方なくDJCDの特典DVDを観返している。あやねるの部屋という設定で始まり服も部屋着という設定なのでハーフパンツから覗く素足が大変エロいのにそのパートはすぐに終わってしまうのがいつ観ても悲しい。浴衣でうなぎ食ってるだけでエロいという稀有な声優ですが、後半の猫カフェパートはそんなにエロくないので正直いらない。村川梨衣とはいいコンビなのでとっとと『のんのんびより』の二期始めてイベントやってその模様をBDに収めてもらいたいものです。

Ayane*LDK DJCD Vol.1 豪華盤(DVD付)

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